クリスチャンの墓地

丁度、１年前から、何十年ぶりで再会をさせていただいた

高校３年担任英語担当の先生とは何かと関わりを持たせていただくようになりました。

早い話が８０歳代でお仕事をなさっている

先生のサポートを私の出来る範囲でさせていただいています。

その中の一つについての話題です。

「６月６日が父の命日だから、野田山にあるお墓まで連れてって頂戴〜。」

はいよ。どこでもお連れいたしますよ〜。

お花を買っていかなくちゃね〜。

「お花も何も持っていちゃだめなの。汚くなるからね〜。」

ほ〜〜。それは楽でよいこっちゃ〜。

野田山の限りなくてっぺん近く。

先生は私に下の方で楽よ。と言っていたのに、

どこが、下の方なのよ・・・。

と、到着。

とても、素敵な石碑の後ろに信者さん達のお骨が納められていて

左側の別の石碑に亡くなられた方のお名前が彫ってありました。

先生、素敵やね。

シンプルでいいわ〜〜。

先生もご両親もクリスチャンです。

元々、九州出身のお父様なので、納得です。

「夫は仏教徒だけれども、私と同じ場所に納骨してほしいと言ってね

教会に問い合わせたら、いいですよ。と言っていただいたわ。」

そうかあ。

なんて、心の広い教会でしょう〜。

本来、宗教はそうあるべきなのでしょうね。

「納骨の費用も必要ないの。石碑に名前を彫るときの費用だけを納めればいいのよ。」

へえ〜。

それに比べ（比べてはいけないのかもしれませんが・・・）

お寺さんの経費のかかること・・・。

う〜〜ん。この差はいったいなんだろう・・・。

などと、不道徳なことを考えていたら

眠れなくなるので

「みんな、ちがって、いっしょ〜。」

と、私の好きな言葉で片付けた今週の木曜日でした。